安倍の一斉休校に思う
安倍の新型コロナ対策、臨時休校などに関する記者会見。「国難」に立ち向かうリーダーを得意げに演じる安倍を見て、「インパール大作戦」の悲劇を思い出してしまいました。全体の戦局無視、地形無視、補給無視、あるのは「皇国は勝てる」という精神主義のみで、あとはすべて現場に丸投げ。
そもそも首相が「全国一斉休校」を指示できる法律はありません。
自分が改悪した教育基本法にもないことをやろうというのだから、相当な根拠があってしかるべきです。具体的には(1)誰からどう言う要請があったのか、(2)そのデータ的根拠、(3)達成すべき指標な何か、についてきちんと「説明」しなければならないはずです。
ところが安倍は「今から2週間程度、国内の感染拡大を防止するためあらゆる手を尽くすべきだと判断した」という一般論で「全国一斉休校」を正当化し、一方「苦渋の決断」「判断している時間がなかった」と弁解をのべるのみで、その決断、判断の根拠についは一言も語れませんでした。
この間、政府(対策本部)の「基本方針」もふくめ三つの新型コロナ対策文書が出さました。
23日「新型コロナウイルス、感染症学会の公式見解」(感染症学会、日本環境感染学会)
https://hochi.news/articles/20200222-OHT1T50073.html
24日「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解」(専門家会議)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00006.html
25日「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」(対策本部)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599698.pdf
そして、27日午後6時に突然、安倍が「全国一斉休校の要請」を表明したのです。
直近の三つの対策文書で「全国一斉休校」について触れているのは対策本部もふくめて一つもありません。
ただ、対策本部の基本方針の中には、「学校等における感染対策の方針の提示及び学校等の臨時休業等の適切な実施に関して都道府県等から設置者等に要請する」とあります。
しかしこれは「今後 地域で患者数が継続的に増えている状況」での話であり、現在の方針ではありません。それを安倍はいきなり、独断で、3月2日以降「全国」単位での方針としたのです。
こうした安倍の振る舞いに対して、専門家会議のメンバーである川崎市健康安全研究所所長の岡部信彦さんは「専門家会議で議論した方針ではなく、感染症対策として適切かどうか一切相談なく、政治判断として決められたものだ。判断の理由を国民に説明すべきだ」と語っています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200227/1000044708.html
一方で、今回の安倍の号令を無視する自治体が予想以上に出てきています。別に反安倍ということではなく、正しい疫学的な視点を保持している自治体が自立的に決定しているようです。ここに希望がありますね。
最後に、今回の安倍の大ナタ、相当な賭けです。本当に1~2週間で感染の拡大が抑制されたら(そのことは喜ばしいことです)、安倍は「国民一丸となって国難を乗り切った。さあ、次はオリンピックを成功させよう」と行くでしょう。
逆に、感染がさらに拡大し、重傷者、死者が増えていったら(残念なことですが)、「『政治は結果責任だ』と申し上げてきた。その責任から逃れるつもりは毛頭ない」(記者会見)ということだから、安倍は退陣でしょうね。
さあ、どっちだ?
そもそも首相が「全国一斉休校」を指示できる法律はありません。
自分が改悪した教育基本法にもないことをやろうというのだから、相当な根拠があってしかるべきです。具体的には(1)誰からどう言う要請があったのか、(2)そのデータ的根拠、(3)達成すべき指標な何か、についてきちんと「説明」しなければならないはずです。
ところが安倍は「今から2週間程度、国内の感染拡大を防止するためあらゆる手を尽くすべきだと判断した」という一般論で「全国一斉休校」を正当化し、一方「苦渋の決断」「判断している時間がなかった」と弁解をのべるのみで、その決断、判断の根拠についは一言も語れませんでした。
この間、政府(対策本部)の「基本方針」もふくめ三つの新型コロナ対策文書が出さました。
23日「新型コロナウイルス、感染症学会の公式見解」(感染症学会、日本環境感染学会)
https://hochi.news/articles/20200222-OHT1T50073.html
24日「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解」(専門家会議)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00006.html
25日「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」(対策本部)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599698.pdf
そして、27日午後6時に突然、安倍が「全国一斉休校の要請」を表明したのです。
直近の三つの対策文書で「全国一斉休校」について触れているのは対策本部もふくめて一つもありません。
ただ、対策本部の基本方針の中には、「学校等における感染対策の方針の提示及び学校等の臨時休業等の適切な実施に関して都道府県等から設置者等に要請する」とあります。
しかしこれは「今後 地域で患者数が継続的に増えている状況」での話であり、現在の方針ではありません。それを安倍はいきなり、独断で、3月2日以降「全国」単位での方針としたのです。
こうした安倍の振る舞いに対して、専門家会議のメンバーである川崎市健康安全研究所所長の岡部信彦さんは「専門家会議で議論した方針ではなく、感染症対策として適切かどうか一切相談なく、政治判断として決められたものだ。判断の理由を国民に説明すべきだ」と語っています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200227/1000044708.html
一方で、今回の安倍の号令を無視する自治体が予想以上に出てきています。別に反安倍ということではなく、正しい疫学的な視点を保持している自治体が自立的に決定しているようです。ここに希望がありますね。
最後に、今回の安倍の大ナタ、相当な賭けです。本当に1~2週間で感染の拡大が抑制されたら(そのことは喜ばしいことです)、安倍は「国民一丸となって国難を乗り切った。さあ、次はオリンピックを成功させよう」と行くでしょう。
逆に、感染がさらに拡大し、重傷者、死者が増えていったら(残念なことですが)、「『政治は結果責任だ』と申し上げてきた。その責任から逃れるつもりは毛頭ない」(記者会見)ということだから、安倍は退陣でしょうね。
さあ、どっちだ?
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